441: 名無しさん@おーぷん 21/12/24(金)09:46:10 ID:EB.zm.L1
何をどういっても叩く人が出て来るのは承知で、でも娘にも息子にもこんな愚痴言えないし、同じ商店街の人にも絶対暴言吐かれるからここをお借りします。

今月末で店を閉める。
ちょうど30年前亡き旦那と始めた店。
地方都市の寂れた商店街の中の定食屋です。
お薦めは唐揚げ定食。
国産もも肉一枚を丸々唐揚げにしたもの。
結構人気です。
味付けは塩味とチリソースのタレ。
旦那が考えた独自レシピで、私も大好きな味。

何か、疲れちゃったんです。
売上とかもあるけど、最近お客様が “凄く我儘” で、ランチが材料無くなって売り切れでも
「客が望むものを作る義務が」
とか、
「味が濃いから薄めにしろ」
とか、消費税の関係でどうしても出る端数を
「削れ」
とか。
こんな風に書くと条件反射のようにすぐ『客商売の癖に』とか言われるけど、
もうそれが本当に辛い。




毎日毎日早朝から材料用意して仕込みに苦労して原価削ってやっと出す食事。
採算ラインぎりぎりで少しでもおいしく安く、と開店当時から一切値上げしてなかったけど、いつも来るお客さんから
「企業努力が」
とか言われ、言い返しちゃったんだよ。
「あなたが600円で食べるその定食の原価考えたことある?」
って。

周りにはもう食事が出来るお店はほとんど無いし、出来る事なら近くの高校生たちが一杯寄ってくれるからもう少し頑張りたい。
でも助成金とか貰うのも気が引けるし(私の店はあまり影響が無かった)、
何より中年・老人の男女とも『相手がどんなだろうと何を言っても良い』風潮が、本当に嫌になったんです。
昭和・平成より令和の今の方が法律もしっかりしてるし、世論もあるから平和なのは分かるけど、こと “他人への思いやり” は圧倒的に昔の方が良かった。
皆 “お互い様精神” があった。

地方の商店街の婆さんが一人でやってる定食屋に、『企業努力』ってなに?
私はあなたがたの女中じゃない。
暴言受けたら傷付く心も持ってます。
あなたがたの暴言や嫌がらせが原因で店を閉めるのに、
「これからどこで昼飯を食えば良い?」
とか
「常連だった」(←週一来るかどうかなのに文句が凄い爺さん)
とか、知りません。
勝手にしなさいよ。

来年早々に業者に引き渡す約束もしてるし、あと5日。
それだけ頑張って、35年振りに私の地元に帰って老いた母と一緒に暮らす予定です。



お疲れさまでした
お疲れさまでした