909: 名無しさん@おーぷん 21/04/14(水)18:46:41 ID:v1.7j.L1
元カレはなぜか自分をめちゃくちゃおしゃれだと思って疑わない人だった。

150センチ半ば(本人は160センチと言っていた)の身長で顔は大きめ。
そして短足。
顔面も中の中(歯並びにやや難有りで肌はキレイじゃないのに手入れはしてない)。
何を着ても似合ってしまう圧倒的なポテンシャルを持ってるわけでもなく、身体的コンプレックスをカバーしておしゃれになるために努力をしてるわけでもなんでもない。
(ジムにお金は払ってた。行ってるのはみたことない。)

今でこそ、インスタでおしゃれ男子を参考に出来るけど、当時はまだ雑誌がメイン。
おしゃれに興味ある男友達は雑誌を買ってたけど、彼は買ってなかったし、何をもってそんなにおしゃれと思えるのか謎だった。




1度だけ彼の買い物に付き合ったけど、
めちゃくちゃ長い。
店員さんと服の会話をしてる雰囲気は出してるけど、彼は店員さんの言うことに
「イイッスね」「ヤバイっすね」「かっこいいっす」
と、
『地元の後輩の相づちかな?』なワードを返しているだけ。
散々付き合わせられて結局なにも買わなかったんだけど、気に入ったのが無いならないで別にそれでもいいんだけど、
「あれよかったな」「店長もいいって言ってたわ」
と、
“『俺が先に目を付けました』感” がすごかった。
(あーこいつみんなの前では隠してるヘタレナルシストなのかぁ)
と冷めた。

そしてなぜかレディースフロアにも立ち寄り、
「こんなん着たらいいよ」「実はこんなん似合うと思うわ」
と私の服装にまでチェックを入れ始めた。
どれもなんかピンと来ないし、彼がくれたプレゼントの帽子も
(普段の私の服に合わせたら浮くよね?)
なセンスのもの(キレイ系なのに地雷系アイテムくれたみたいな)。

服のセンスを好きになった訳じゃないけど、自分を菅田将暉か何かと勘違いしてたんじゃないかと思う。



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