877: 名無しさん@おーぷん 21/03/21(日)06:05:41 ID:zm.kv.L1
ずいぶん前の元カレの話。

とにかくなんでも人のせいに出来る天才だった。
彼が車を運転中、
「ナビをいじってほしい」
と頼まれて、ナビをいじっていると信号が変わったらしく、後ろの車からクラクションを鳴らされた。
「(私)が見てないから鳴らされた」
と冗談っぽく言う。
運転者はお前だろと言うと
「俺はナビを見てるんだから見とくのは(私)の役目」
と。
(全然面白くないんですけど)
と思ってた。

ある日、私が寝込んで彼からの連絡を無視。
夕方気付いて、
「体調が悪くて寝てる。寝かせといて」
と返事をすると、
頼んでもないのにやってきた。
(私は調子が悪いときは放っておかれたいタイプ。)

食料とか持ってきてさっと帰るならポイントも上がるけど、手ぶら。
(こいつまじで何しにきたの?)
と思うけどそこからさらに
「なにかあったら言って」
と居座る。
そこから
「寝たいから帰って」「心配だから居る」
の押し問答。




めんどくさいからあきらめてうとうとしてたら、彼の携帯がうるさい。
着信音→バイブ→マナーにしたけど操作の度に物音がするといちいち気になる。
三半規管が原因の体調不良だから、テレビもつけず時計の秒針もうるさくて電池抜いてるのに(彼も知ってる)。
「携帯なんとかならない?」
というと
「音は立ててないし…」(お前が決めることではない)
「ちょっと、俺に関する飲み会が…ゴニョゴニョ」
と歯切れが悪い。
飲み会の相談なら後日か他所でやれと言うと
「俺のための(なんかの祝い?)飲み会、今やってんの!」
「でも(私)が体調崩すから行けなくなった!」
「でも、俺が主役だからなんとか来ないかって言われてて俺も辛い!」
と、つっこむ気力も消え失せる主張を展開。
「行ってくればいいじゃん」
と言うと
「理由を言ったら(私)がそういうのは分かってたから言わなかったんだ!」
いや、結局言ってんじゃん。
結局彼は飲み会に行き、帰ってこなくてもいいのに夜中にまた物音をたてに帰ってきた。

お察しの人もいると思うが、
後日、彼の記憶は
『大事な用があるって伝えてるのに、彼女に体調の悪い彼女をほっとけず、飲み会に行かせてもらえなかった』
に大変換されていた。
たぶん、飲み会でその場を凌ぐために付いた
『理由を話したのに体調不良を理由に彼女に束縛されてる俺!』
が彼的真実に変わったんだと思われる。
“体調不良の彼女を見捨てない優しい俺!”

“束縛されて可哀想な俺!”
の称号が手に入ったんだと思う。
共通の知人が
「(私)は束縛するタイプじゃないよね?」
と教えてくれて発覚した。
知人は彼と私が付き合ってることをよく思ってなかったらしい。
知人曰く、
「話を盛りすぎてもはや嘘つきだから」

毎回冗談っぽくいうので、
(面白くないことに気付いてないセンスのないやつ)
と思ってたけど(仲間内では『すべってる』と言われていじられてたし)、他人の評価を下げるレベルまでに改変するとは思わなかった。
別れるときに
「(私)の束縛が辛かった」
と言われたので、
(二者間でも自分を正当化するためならなんでもありかよ)
と呆れた(彼の中では自分が振ったていになってる)。

信号の件とか細々したことも、私に対してはマジで言ってたのかもしれない。



Broken Memories