162: 新年@あけおめ 21/01/02(土)23:50:16 ID:02.6y.L1
新年早々、長話でごめんなさい。

昨年秋に彼からプロポーズされて、その時に結婚の条件として提示したことを彼がどうしても受け入れてくれなくて、何度も話し合いを重ねた結果、別れることにした。
別れることに彼は納得してくれなくて、これも何度も話し合ったけど平行線。
だって、
(理解してくれないなら私は結婚できない)
と思ってるから、彼が『それは出来ない』と言うなら別れるしかないじゃない。


私が提示したのは、
「新居は実家近くにしたい」
そして
「直ぐではないが、いずれ母の生活に不安を感じたら引き取って同居したい。
『養子になってくれ』とは言わないがそれを認めてほしい。
貯蓄もあるし、迷惑はかけないようにするので、私が母に対してすることを認めてほしい」

と言うもの。

私が子供の頃、母が私を庇って石段から落ちて、骨折の仕方が悪くて片足を引きずるようになった。
そのことで母にどうこう言われたこともないし、『歩けるんだから問題ない』って前向きな母だったけど、高2の時に父が病死してから、不自由な足で仕事をして大学まで行かせてくれた。
『自分で奨学金貰って行く』って言ったけど、
「(父)がちゃんとお金を残してくれたから大丈夫だ」
って言って。
母は
「大学にはちゃんと行かせるつもりで、(父)もそのつもりだったんだから、行きなさい。
そしてちゃんと学んできなさい」

って言ってくれた。

そんな母に、父の分も恩返ししたいと思ってる。




163: 新年@あけおめ 21/01/02(土)23:50:35 ID:02.6y.L1
そこらへんの事はこれまでに彼に話してあった。
そりゃあ交際の段階で具体的に同居の話とかはしたことなかったけど、私の母への思いは理解してくれた上でのプロポーズだと思ったのに。
だからプロポーズの返事をする前に、そういうことをきちんと話したんだ。

だけど彼は、
「家庭はふたりのものだと思ってるから、俺の親と同居とか考えてないし、同じように私子の親と同居も考えていない。
何かあれば公的機関に世話になる方向で考えた方が自分たちの家庭を守れるし、生活も穏やかに過ごせる。
その為に共働きでいきたいと俺も思ってるし、合理的ではないか」

と言う。

何もなければそれでもいいのかも知れないけど、私の為に足が不自由になってその不自由な足で頑張ってくれていた母に、最終的に施設に入ってもらう日が来るかも知れないけど、
「施設に入るほどでもないけど一人で暮らすには心配な時期ってあるじゃない」
って言うと、
「高齢者向けの賃貸マンションとか色々あるし、そう言うところで暮らしてもらえればいい」
と言う。

とにかくお互いにあー言えばこー言う状態で、お互いに歩み寄ることが出来ないでいたので
「これはもう無理だから別れましょう」
と言っても、
「それとこれとは話が違う、何故親の問題で俺らが別れなきゃいけないのか」
と、別れることに納得してくれない。

(何故そこまで…)
と思ったら、
実は彼の方は私がプロポーズを受けることを前提に既に『婚約者がいる』と親に話して、『春頃には入籍するつもりだ』って話してあったらしい。
親から
「正月には連れてこい、紹介しろ」
とせっつかれていたらしく、
「どうしてくれるんだよ」
って、
単純に自分のフライングじゃないのよ。
更に
「婚約指輪まで買ってあるのに、渡す前にこんなことに」
と。

結局、昨年最後の話合いの時に、領収証と引き換えにその婚約指輪を私が買い取ることで決着した。
彼の収入からすれば『かなり奮発してくれたんだな』って思う価格だったし、
(それだけ私のことを思ってくれていたのかな)
と思うと申し訳ない気持ちも湧いたけど、
だからこそ、フライングは残念だった。
そして、プロポーズのその場でだけ『いいよいいよ』と理解を示してあとから反故にするような人ではなかったことは有難かった。

私も頑固過ぎたと思うけど、どちらにせよ縁がなかったのだと思う。
指輪代は勉強代、指輪そのものは折を見てどこかに買い取ってもらうと思う。

新しい年を迎えて、彼にも私にもいい人との出会いがありますように。


166: 新年@あけおめ 21/01/03(日)00:39:39 ID:1C.1f.L1
>>163
いろいろお疲れ様。
今年はいい年になるよう願ってます。

秋の話じゃ返品やクーリングオフはもう無理かな?
うまくお金に変えられるといいね



Flying Out With the Wounded