892: 名無しさん@おーぷん 20/03/13(金)20:33:37 ID:tfN
結婚2年目の出来事。

子なしの共働きだった。
旦那が職場の同僚A子と浮気した。
「A子の結婚の相談を受けていたら、その流れでホテルに行ってしまった」
んだそうだ。
『どんな流れだよ!』と突っ込むのも馬鹿馬鹿しい。

まだ子供がいなかったので離婚一択のつもりだったが、
「何でも言うこと聞く!
だから許してください!
やり直させてください!」

と懇願されて、様子見と言う形で再構築となった。
でもどうしても私は忘れることができなかった。
だから
「やっぱり無理だ、別れよう」
と最初の一ヶ月ぐらいの間に何度か申し出た。




それでも
「あれは魔が差しただけ。
愛してるのはおまえだけ。
頼むからそんなこと言わないでくれ」

って言われて、正直
(鬱陶しいわーますます冷める…)
と思ってた。
夜の生活は拒否した。
とてもそんな気になれない。

そんな生活が3ヶ月近く過ぎて、求められたのを拒否したとき、
突然頬を3発叩かれた。
「いつまでもやらせないなら又浮気するぞ!!
おまえのせいだからな!!」

と言われた。
頬の痛みより、そんなことを言われたショックより、
(チャンス!)
と思った。

そんなふうに思うってのがもう、
(元々再構築なんて無理だったんだ)
と改めて実感。
真夜中だったけど荷物を纏めて家を出た。
ネカフェに泊り、翌朝まずは医者に行き診断書をとった。
叩かれた時、旦那の指が目に入って角膜に傷がついてたし。
大した怪我ではないけど、離婚の材料にするために。

そして弁護士に相談に行きまず最初にやったことは、
相手の女を訴えること。
婚約中だった女に、
(自分だけ幸せにさせてたまるもんか)
と思った。
式が近いことは知ってたから(旦那に聞いていた)、『式を挙げてから訴えた方が復讐になる』とは思ったが、相手の男性の籍が汚れるのは気の毒だったから。
案の定破談になった模様。

そのあとは割とスムーズに離婚できた。
職場に不倫がバレてしまい、旦那は縁故入社だったから退職せざるをえなかったし、離婚を拒否するには分が悪すぎると思ったんだろう。
財産分与するほど貯蓄はまだ無かったが一応折半し、
女と旦那の両方から慰謝料を毟り取った。

正直、浮気されて再構築できる人ってマジで尊敬する。



頼もしい自分の再構築―気づきの処方箋〈第2集〉 (気づきの処方箋 (第2集))