67: 名無しさん@おーぷん 19/12/13(金)12:05:56 ID:ef.ge.L1
若気のいたりな衝撃話。

その頃は古着が流行ってて、『高価なブランドより自分の目で探した古着の方がかっこいい』っていう価値観だった。
今思えば恥ずかしいけど、サブカル全盛期で『尖ってるのがかっこいい』(笑)みたいな。
キムタクとかが人気だったが、そういうミーハーなのはダサいと思ってた。

そんな中、大学にすごく目立ってセンスのいい男子がいた。
髪型も服も靴もオシャレで、音楽や本の趣味もいい。
別にイケメンじゃないけど棒のように痩せててシュっとしてた。




その人に、何の間違いか告られて
「今の彼女と別れるから付き合って」
と言われた。
私は半信半疑で、
「別れてからならいいよ」
と言ったら本当に別れてきた。

それで何回かデートしたんだけど、
どうもおかしい。
変な服着てくるし、一緒に本屋めぐりしたけど向こうの言ってることが微妙にトンチンカンだし、やたら
「うちに来てよ」
と引っ張り込もうとするし。
「家に行くのはもうちょっと親しくなってから」
と言うと、
「前の彼女はいつも来てくれた!
なんできみはしてくれないの?
コンビニ弁当飽きた!」

結論から言うと、“オシャレな彼” は前カノの “作品” だった。

髪型も服も彼女の趣味。
好きな本も音楽も映画も同上。
しかもアパートに通って家事全部して食事管理して体重の増減までチェックしてあげてたらしい。
シュっとした体もは彼女の努力のたまもの。

彼氏いわく
「何でもしてくれるから彼女というよりお母さんみたいになっちゃって、そういう目で見れなくなった」
(いや、お母さんみたいな前カノが嫌になったなら、なんで私をまたお母さんにしようとする??)
とドン引きしてすぐ別れた。

ちょっとストーカーぽくなったが、『(私)はお母さんになってくれない』と向こうが悟ったら終わった。
「前カノと復縁するからいい」
と言われ、それっきり。
でもその後、彼は太って服も髪型もいまいちだったから、たぶん復縁できなかったんだと思う。

あそこまで一人の男を完璧にプロデュースする女性がいるのかと衝撃だった。



自分らしく生きていたい それだけなんだけど
アーティスト:阪本奨悟
収録アルバム:FLUFFY HOPE