267: 名無しさん@おーぷん 19/11/21(木)12:44:23 ID:BjR
少し昔の話。

父方祖父が認知症になって、祖母が介護していた。
祖父は体は元気な分、精力的に徘徊や不潔行為をしてくれて、過労からか1年で祖母も認知症になった。
父はそれまでは仕事をしながら頻繁に通ってたが、祖父母の介護の為に仕事を辞めた。

半年後には父の収入減や通う負担を減らす為に、マンションから近くの安いワンルームに引っ越した。
「寝るためだけの家になりかねない」
と父から話が出た時にある程度は覚悟した。
その時点で父はかなり疲弊し、十分に介護ができていなかった。
父と交代したら、まずは父の尻拭いをしなければいけなかった。

朝から晩までは父が、夜中は私と母が交代で介護をした。
家族の会話は無くなり、家から笑い声は消えた。
自分が帰った時に寝ている父を見ると殺意を感じたこともある。




引越してからたった数カ月で家族は駄目になった。
母は仕事に行ったまま帰って来なくなり、父はボーッとしているか泣いているかだった。
私は
(どうやって祖父母と両親を始末しようか)
と考えていた。

そうなる前に何度も行政に助けを求めたが、『健康な成人が3人も居る』と相手にされなかった。
「母が行方不明で父が鬱っぽい」
とも訴えたが、
「あなたは元気でしょう?」
だって。
祖父母の介護と父のサポートと自分の仕事とで、回るわけが無かった。

(もう皆を始末するしかない)
とスーパーで刃物を物色している時に、警察に声をかけられた。
「異常な目をしていたため、店員から通報があった」
と後から聞いた。
そこで始めて警察に助けを求めた。
「辛くて今から祖父母を始末します。
上手くできるかは分かりません。
出来なかったら私が死ぬまでです」

と言ったことは今でもはっきりと覚えている。

そこからあっと言う間に行政の手が入り、父も私も回復した。
祖父が亡くなった今は、軽いサポートで介護ができている。
あの時に通報してくれた店員さん、話を聞いて助けてくれた警官さんには感謝しても足りない。
手にかけなくて本当に良かった。



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