247: 名無しさん@おーぷん 平成31年 04/09(火)15:04:08 ID:3TO.yb.gy
私の姉は、三十代半ばの頃に親の反対を押し切って駆け落ちのように結婚した。
いい年した娘の結婚を親が反対するのもおかしい話ではあるけど、親戚やいとこの縁談に差し支える可能性のあるお国の人だったので、仕方がなかったかも知れない。

正直なところ、私自身も複雑な思いだった。
私は当時、結婚して娘がふたりいたんだけど、その国の人と姻戚関係になることには、娘への余計な心配してしまったし義実家に対しての世間体のような気持ちもあった。
姉とも実際あまり仲の良い姉妹でもなかったし、応援する気持ちにはなれなかったんだ。

更に拙い事に、
姉は家を出ていく時、母の財布からキャッシュカードを抜いておろせるだけのお金をおろした(40万ほど)。
しかもそれだけでなく、
その頃入院していた祖父の部屋から、祖父の箪笥預金200万も持って行った。
カードの暗証番号は、母が姉を信頼していたから「なにかの時のために」と以前教えてあったのが仇になった。
祖父の箪笥預金は、以前から両親が「物騒だから銀行に入れておけ」と再三言ってたのを聞いてて探したらしい。

とにかくそんなふうにして出ていったから、余計に父の逆鱗に触れてしまった。
姉の居場所は両親には分かっていたようだけど(調べたらしい)、一切会いに行くことは無く、姉が戻ってくることもなかった。

が、父が亡くなったあと、姉が帰ってきた。
昔から仲の良かった従姉とはずっと連絡を取り合ってたらしくて、その従姉から聞いて知ったそうだ。
姉は
「亡くなる前にしっかり話をして和解したかった」
と言った。
子供はできなかったけど夫婦仲は良く、今は夫婦でスナックをしているそうだ。

私は
「へー」「ふーん」
と返事はするものの、
(どうでもいいや)
と思った。
「それで、お父さんどれぐらいお金残してるの?」
って聞いてきて、
(やっぱりね)
って思ったし。

「相続の為に帰ってきたの?」
って聞いたら、ちょっと慌てながら
「それだけが目的ってわけじゃないけど…」
って。
「ああ、ごめん。泥棒したお金返しに来てくれたんだね」
って言ってやったら固まってた。




実は姉、駆け落ちしたあと一度実家に泥棒に入ってる。
祖父が死んだとき、祖父は交友関係が広かったから多くのお香典が集まった。
うちの親は共働きだったし、葬儀のあとバタバタする日が重なり、そんな時を狙ったように泥棒に入られた。
両親にはそれが姉の仕業だと言うことはすぐに分かった。
ご近所さんが “実家に帰省していた姉の姿” を目撃していたから。
私たちの留守中に。
それも今思えば、要らんこと言いの従姉から祖父の死を聞いたんだろう。
実家の鍵は取り換えられて、以降そんなことはなくなった。
ちなみにこの時の泥棒については後に姉自身が認めている。

そんなことがあったから、
父は家裁で姉を相続廃除する手続きをし、正式な遺言書も作成してあった。
母も同様の手続きをしているらしい。

248: 名無しさん@おーぷん 平成31年 04/09(火)15:04:22 ID:3TO.yb.gy
だけどそんなことはどうでも良かった。
父は長い間闘病していた。
癌で手術し転移、又手術、そして転移…と繰り返し、しかもその闘病中に母が尻もちからの腰椎骨折で、車椅子生活になった。
「(余命が見えてきた父)と最後まで一緒にいたい」
と言う母は在宅を希望し、夫や娘が協力的で助かってはいたけど、父にとっても家族にとっても苦しい日々だった。
これまで好き勝手に生きてきて、父や母の苦しみに寄りそうこともしなかったくせに、死んでから帰ってきて父が遺したお金の話なんか出されて、久しぶりに会う姉に優しい気持ちになんてなれない。

そして父が指示した通りに母と私たち夫婦で遺産分配した(夫は父と養子縁組している)。
姉は泣きながら
「反省してる」「申し訳ない」
と繰り返し、生活が苦しいことも訴え、
「助けてほしい」
とも言った。
「父の遺書は父の怒り、そこをよく考えろ。
死んでから今更何言ってんだ。
それでもどうにかして欲しいなら泥棒したお金をまずは母に返せ。
相談に応じるかどうかはそれからの話だ。」

そう言ったら
「あんたは鬼だ」
って言われた。

泥棒に鬼と言われたって屁でもないわ。
あんたが好き勝手なことをやってきたせいで、親の苦悩をこの目で見てきたし、何もできない自分がどれだけ悔しかったことか。
私自身、その事で嫁ぎ先に肩身の狭い思いだってした。
盾になってくれた夫には感謝してるけど、普通ならしなくていい苦労を夫にさせてしまった。
自分のことばかり考えてる姉を許せるわけがない。

私と姉の言い合いを聞いていた母が
「おまえはもう勘当している。私の葬式には来ないでくれ」
と言うと、姉は泣きながら帰って行った。

ただ駆け落ちしただけなら、両親も私もきっといつか許してたと思う。
だけど母のお金だけならまだしも、祖父の箪笥預金とその後の香典泥棒だけはやっちゃいけなかった。
それだけのことをしておいてよく顔を出せたなとすら思う。

余談だが、従姉には
「姉からどう聞いてるのか知らないし、良かれと思って姉に連絡したのかも知れないけど、今後は余計なことはしないでほしい」
と、これまでのことを全て話した。
従姉はビックリして
「分かった。申し訳なかった」
と言ってくれた。


まだ怒りが治まらないので、殴り書きのような長文になってしまいました。
すみませんでした。



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