759: 名無しさん@おーぷん 2019/01/11(金)20:00:28 ID:8SY
義父母とは十数年会っていない。
電話で話してもいない。
義父はもう亡くなったが。
夫は冠婚葬祭に関してだけは付き合っているが、この十数年の間でそれも5~6回ぐらいだったと思う。
私は義父母とは絶縁宣言してある。
義父のお葬式にも参列していない。
ちなみに
(お葬式ぐらいは)
とも思ったが、夫が
「出なくていい」
と止めたので了承。

そこまで拗れた理由は、結婚してなかなか子宝に恵まれなかったときに言われた数々の暴言。

ちなみに夫婦で検査を受けたら、双方に原因があった。
私は黄体機能不全があり、夫は奇形精子症。
でも医者からは「顕微授精によって妊娠の可能性はある」と言われ、治療を始めた。
夫は会社員だが義実家は自営業で、結婚してから私は義実家で同居して手伝っていたこともあり、不妊治療のことを話さないわけにはいかなかった。

ふたりで
「そう言うわけだから治療で店を抜けることもあるけどよろしくお願いします」
と頭を下げた。
その時には
「まともなお嬢さんを貰ってればこんなことは無かったのに」
と言われた。

その後も店を抜けるたびに嫌味を言われ、治療も上手くいかなくて鬱になって治療を中断。
結局治療は再開せず子供は諦めたんだけど、夫が義父母に別居を申し出た。
その時には
「こんな女を嫁に貰ったから全てが狂った」
って言われて、夫に離婚を勧められた。
それで夫が激怒して家を出、二度と私には義実家に関わらせなかった。

そうした所、義父母が揃って私の実家を訪れ、
「子供を産めない娘さんを寄越した責任をとって離婚するよう親が説得しなさい」
と言ってきた。
両親激怒。

いくら説明しても義父母は、夫婦双方に原因があったんだと言うことを認めなかった。
それで夫は勤務先に希望を出して他地方に異動し、新天地で私も仕事を始めた。
子無しの2馬力、社宅に入れた幸運もあり、治療で失った貯金も取り戻した。
その間に義父は亡くなり、夫は相続を放棄した。
義母は一人暮らしが寂しくて、嫁いだ義妹を呼び寄せ同居を開始したがうまくいかず、再び一人暮らしに。




760: 名無しさん@おーぷん 2019/01/11(金)20:00:40 ID:8SY
昨年の暮れに私宛に義母から手紙が届いた。
そこには私への謝罪の言葉が延々と書かれていた。

「ある切欠があって自分のこれまでの人生を見つめなおしたら、自分がいかに自分勝手で傲慢で色んな人を傷付けてきたかを今更ながら知り、自分で自分が憎くなり恥ずかしくなり死にたいとすら思う。
今自分が誰にも頼れず寂しい生活をしており、実の子供たちも孫も私の前から去ったのは全て自分の身から出た錆である。
あなたにもずいぶん辛く当たり、傷付け苦しめたと思う。
本当に申し訳ない。
帰ってきてほしいなどとは思いません。
そんな都合のいい話はありません。
ただただ謝りたかったのです。」


~みたいなことを「あの時はああだった、この時はこうだった」といちいち謝罪の言葉が並んだ、普通の白封筒が定形外の料金になるぐらいの枚数の長い長い謝罪の手紙だった。
ちなみに “ある切欠” は長くなるので省略するが、宗教絡みなどではなく、友人を亡くした時に色々考えることがあったみたい。

761: 名無しさん@おーぷん 2019/01/11(金)20:00:52 ID:8SY
義母がすごく反省してるのは文面から伝わってきた。
決して何か目的があるふうでもなく、その場凌ぎ的なものでもなく、言葉の端々から伝わってくる。
手紙は夫にも読んでもらった。
夫は何も言わなかった、と言うか言えないって感じだったな。

(これ貰ってどうすればいいんだ)
と悩んだあと、思い切って義妹に電話して相談してみた。
義妹にも似たような謝罪の手紙が来たそうだ。
「どうするの?」
って言ったら、義妹は
「どうもしない」
って。
「謝罪は受け入れるけど、だからってこっちが傷ついた気持ちは変わらない。
お母さんのせいで夫婦の危機だったんだし、今でもギクシャクしてるし」

って。
「お義姉さんも兄ちゃんに遠慮せず自分の思うようにすればいいと思うよ」
って言われた。

で、義妹に右に倣えするわけじゃないけど、
(結局私も何もしようがないよなぁ)
って思った。
謝罪は謝罪として受け入れるけど、私には今ここに今の生活があるわけで。
許して戻ったところで、顔を見たらきっと思い出す。
許して、なかったことにして、笑顔で挨拶なんてできないよ。

文面にも
「老後どうしてほしいと思って謝ってるわけではないから誤解しないでほしい。
時期が来たらホームに入るお金はあるから心配しなくていい」

とも書いてあったし、
(結局自分が楽になりたかったんだろうな)
と思うし、それはそれでもいいと思うけど。

色々考えた挙句、夫に今度会う事があれば
「謝罪は受け入れるけど、今の距離を保った方がお互いにいいと思う」
と伝えてもらうことにした。
その上で、夫が今回の手紙を読んで義母に会う機会を今後作りたいと思うなら、
「私は会わないけど、夫は好きにしていいから」
と話した。
「但し、だからと言って今後私と義母との距離が短くなることはないから」
と念を押したけど。

夫も辛いだろうし、あんなに盾になってくれたことには感謝しかないけど。
やっぱり気付くのが遅すぎたと思うんだ。



Far Away
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