208: 名無しさん@おーぷん 2018/11/04(日)12:38:46 ID:Pv7
六年くらい前の話。

三年付き合ってた彼氏が、私の親友と浮気してたと発覚。
と言うよりもどうやら私の方が浮気だったっぽい。

彼氏宅で真っ最中に合鍵で入って修羅場になったが、
「出て行け」
と彼氏に言われ、ショックで涙ボロボロ流しながら帰路に着いた。
家に帰る気にもなれず、駅のベンチでもう周りなんて気にせず泣いてた。
(もうこのまま死んじゃえば彼氏と親友にダメージ与えられるかな)
とか良からぬことまで考えてたところに、
ものすごい勢いでおばちゃんが話しかけてきた。




「アラーーーー!!!やだあなたどうしたの!!!お腹空いたの!?」
「いや…その…」
「ねえおはぎ食べる!?さっき買ったんだけど私ダイエット中だったわ!」
とパックに入ったおはぎを差し出され、勢いで受け取ってしまう私。
おはぎそんなに好物ってわけじゃなかったけど、食べて見たら美味しくてさらに号泣した。

それからこんこんと3時間くらい私は修羅場を語るんだが、おばちゃんがまた勢い良い合いの手を入れてくれる。
「実は彼氏が親友と浮気してて」
「んマーーーー!!あなたそんなにかわいいのにその男バカすぎ!」
「いえ実は私が浮気だったみたいで」
「何ですって!!許せない!!そんな男こっちからフって正解よ!!」
とまあこんな調子で、こっちも思わず笑えてきちゃって。
残りの時間は良いダイエットの仕方とか最近若者の間で流行ってることとか喋ってた。

五時のチャイムがなると同時に
「お夕飯の支度しなくちゃ!」
と言うおばちゃんに散々お礼を言って別れたんだが、あの時おばちゃんが豪快に彼氏と親友をディスってくれてなかったら、吐き出してなかったら、なかなか前に進めなかったと思ってる。

おばちゃんの妖精ありがとう。



全力で好きです