448: 名無しさん@おーぷん 2018/09/24(月)14:28:59 ID:Dyo
この世にはおかしなことがありすぎる。

当時、私は生きるのが嫌で自殺しようと駅のホームの端っこで電車に飛び込むチャンスを待ってたんだ。
しばらくすると駅員に気づかれたのか止めに入り、事務室みたいな所に連れていかれた。
慰めてくれるかと思いきや、駅員は私も仕事もそっちのけで説教しはじめたのだ。

「人生はかくも素晴らしい~」
とか
「ガキの癖に勝手に絶望して死のうとしてんなよ!」
とか歯の浮くようなことばかり。




イライラした私は
「おっさんの講釈はどうでもいい、私を慰めろよ!」
ってキレちゃいました。
するとここで駅員はまた想像の斜め上の言動をする。
「あのね俺も実は君の事どうでもいいの。
俺は自殺する奴なんざに同情する程お利口さんじゃねぇ。
俺だって妻や子供がいてなぁ…おふくろがあんなことになったり…その他目の前で自殺者が出る時もあって…
責任の重さが君ごときにわかってたまるかよ…」

以下グズグズと自分語りをしだした。
私が慰める側かよ大丈夫かこのおっさん。

愚痴大会のあと、おっさん駅員と二度と自殺をしない事を約束して解放してもらうことに。
別れ際
「単純に飛ばれると迷惑。
君は普通に生きてる人の邪魔する所だった。
お家帰ったら十分反省しとけ」

って言われた。

我ながら奇妙な体験をしたね。

454: 448 2018/09/24(月)16:55:21 ID:Dyo
説教しいの高慢ちきに見えて脆いところもある不思議なオッサンだったの。
話し合いしてる相手にハッキリ「君の事はどうでもいい」って言う人初めて見たわ。
それ聞いて後頭部をハンマーで殴られたような感覚になったんだよね。
今まで自分はひとりぼっちだと思ってきたけど、
(このままずーっとひとりでもいいや)
って思えるようになった。



まんが標識〔第三者に迷惑をかけるな〕