308: 名無しさん@おーぷん 2018/09/04(火)02:21:19 ID:Ms9
寝られないので投下。

中2の頃、職場体験で病院に行った。
休憩中、男性看護師が私の名札を見て、
「(奥さんの死後、男手ひとつで育てている)小6の娘と同じ名前だ」
と教えてくれた。
親世代に多い古風な名前だったから嬉しくて話が盛り上がった。




携帯で娘さんの写真も見せてくれた。
「あ、ミニーのカチューシャ可愛い!ディズニーランドですか?」
「そうだよ。昨日、行ってきたんだ。」
「あ、学校休みだったんですか?(平日だった)」
「ううん。休ませた。
この仕事は土日が休みとは限らないから、土日寂しい思いさせることもあるけど、その分、
休みの日は絶対に2人で過ごすんだ。
僕は仕事を休めないけど、娘は学校を自由に休めるから、学校がある日は休ませてるんだ。」
「え…?休ませる?」
「そうだよ。
でも、最近は『勉強したいから学校に行く』って聞かないから大変なんだよ。
年頃の子は難しいね。」
「でも、勉強も大事じゃないですか?」
「そうだけど、勉強はいつでもできるじゃん?
僕だって大学を卒業して2年後?に看護学校に行ったし、同級生に四十代後半のおばさんだっていた。
しっかしさぁ、ひどいんだよ。
せっかく行きたがってた東京旅行を2泊3日で計画したのにたかだか1泊2日の修学旅行と被ったせいで『そっちに行く』なんて言いだして説得するのが大変だったよ。
○○県なんて田舎で何も楽しくないのにね。」
「でも、家族旅行はいつでもいけるじゃないですか。修学旅行は一生に一度ですよ。」
「修学旅行なら小中高の先生になれば行けるよ。まあ、娘は美容師目指しているんだけどね。」
「でも、友達と旅行なんて子供のうちは修学旅行でしか行けないじゃないですか。」
「パパは友達より先に死ぬんだよ。パパより友達の方が長生きするのに友達を優先するなんて酷いよ。シクシク。」
(↑本当に『シクシク』と声に出して言った。)

話も通じないしドン引きしたので、話を適当に切り上げたが、娘さん今どうしてるんだろ?
今年19だから逃げて幸せに暮らしていると良いけど…。



SickSickSickSick
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