587: 名無しさん@おーぷん 2018/02/15(木)09:49:56 ID:ZQf
理不尽冷め…かも。
長文です。


十代最後で初カレが出来た。
というか奥手だったので相手のペースに巻き込まれて気がついたら初体験してた。
私は見た目がちょっと派手めだったので、初めてというのに相手がビックリしてた位。
そんなスタートだけど、初カレなので色々な事が新鮮で「嬉しい楽しい大好き!」状態だった。

ただ相手の仕事(ツアコンのバイト)の関係で、夏と冬のレジャーシーズンはほぼ連絡が取れなかった。
まだ携帯とか当たり前じゃなかった頃で、不安もあったけど
(『仕事と私とどっちが…』みたいな事で困らせたくない)
とも思って、ひたすら連絡を待ってた。
今思うと結構な放置状態にされてたし、仕事先(観光地に長期滞在)ではそれなりに遊んでいたらしいと後から耳にした。




そんなある晩、居酒屋デートをしてるときに彼がトイレに立った。
「ついでにちょっと仕事の電話してくるね」
と言って。
一人で手持ちぶさたにしてたら、急に隣のテーブルの綺麗なお姉さん2人組が
「ねえ、あれ彼氏?」
と話しかけてきた。
それからお姉さんたちに色々言われたけど、要約すると
「アナタ可愛いのに何であんなのと付き合ってるの?」
という内容だった。
容姿的な意味もあるけど、席が近くて私達の会話が聞こえてたみたいで
「ちゃんと大事にされてるの?」
って。

彼が戻ってからすぐにお店を出ちゃったんでお姉さん達とはそれだけだったけど、
自分の恋人が初対面の他人から「あんなの」と言われた事が衝撃だった。
冷静になると、確かに非イケメンで24歳で高卒のフリーターだった。
人当たりは良かったしだからツアコンのバイトも向いてたんだけど、とにかく遊びたい人だったんだと思う。

そこから徐々に気持ちが落ち着いて、結局自分の就職先を遠方にして実家を出る時に連絡を絶った。
卒業旅行シーズンで向こうも忙しく、また私を放置中だったから、彼は私がどこに就職したかも知らなかった。

そしてその年の終わり頃、実家経由で連絡が来た。
「きちんと就職(準正社員)したので結婚を前提に…」
とか言われたけど、お断りした。

彼は旅行が好きで、
「いずれ自分で代理店を持ったり企画をしたり…」
と夢と希望を沢山話してくれたのに、就職先はまったく関係ない小さな会社だった。
「私の為」
って言ってたけど、放置中も「夢の為だから」と堪えてた私には
(その程度の夢か!)
と冷めてしまった。

あれから恋人も出来ず数年、結局また相手のペースに巻き込まれて現夫と結婚に至り、今はそれなりに幸せだと思う。
けれど先日久しぶりに実家に戻る途中、懐かしい通学路を通りながら
(そういえば初カレが出来るまでは、自分からときめいたのは女の子だったなぁ)
と思い出したのでそっと呟いていく。



Alain Boublil/Claude-Michel Schonberg: I Dreamed a Dream (Les Miserables) - SSA/Piano