(※編注:イヴ(eve)は夜(evening)の意で、本来クリスマスイヴはクリスマスの夜のこと。かつてのキリスト教世界などでは日没をもって日付が変わるため、12/24の日没時点で12/25(=クリスマス)の夜(イヴ)となり、12/25の日没時点でクリスマスが終わる、ようです。)

82: 名無しさん@おーぷん 2017/09/13(水)02:30:43 ID:7ME
私がまだ二十代前半だった時の話。

周囲が「クリスマスイブイブ」という言葉を使い始めた(前からあったのかな?)のがどうにも馴染めなかった。
当時の彼氏にその話をしたら
「イブイブじゃなかったらなんて言うの?」
と聞かれて
「天皇誕生日」
と答えた。

すると彼氏が
「なに、お前右翼なの!? 有り得ねえ!」
と言ってきた。
「私は別に右翼でもなんでもないし、下手したら天皇陛下の名前も思い出せない時があるくらいのレベル。だけど天皇皇后両陛下は尊敬できるし親しみも持っている」
と何気ない会話のつもりで話すと、突然彼氏が
「俺すっごい好きな歌があるんだよね!」
と歌い始めた。




歌詞はうろ覚えだけどアナーキストなバンドの曲で
『ぬくぬく税金暮らし、何もしないでふざけんな、何が日本の象徴だ、頭に来るぜ』
みたいな事をもっと酷く言ってたと思う。

私、ドン引き。
それに気付いてるんだか気付いてないんだか、頭悪そうな歌を延々と楽しげに歌い続ける彼氏。
私が
「そういう考えの人もいるんだろうね」
と流そうとすると
「これが日本国民の一般的な考えだろ! お前が思考停止脳。戦前かよ? 頭わりーな」
と言われて愛情ゲージが一気にゼロになった。

後日、
「他人が良いと思っているものを楽しそうに貶した挙句、意見が合わなければ『頭がおかしい』と息巻く人とは付き合いたくない 」
と別れ話を切り出すと
「そんな事で別れるなんて心が狭い! やっぱり右翼なんだろ!」
と謎の右翼認定。
「私程度で右翼になるならあなたは左翼だということになるけど?」
と言えば
「俺はリベラルな思想を持ってるんだよ! あの曲は俺の言葉じゃなくてそういうバンドだし!」
と言う。
いい加減面倒になり、
「とにかくもう無理、二度と連絡しないで」
と突き放して別れた。

相手は当時すでに三十代半ばで
「早く結婚して子供が欲しい」
とよく言っていた。
あれから7年ほど経つが元彼はまだ独身で
「子供が産める若い女と付き合いたい」
と相変わらず二十代の子を口説いては惨敗している模様。

どういう繋がりで伝わってるのか謎だけど、時々年下のお嬢さんに
「あれと付き合ったんですか……凄いですね」
と言われる度に
(今すぐ穴を掘って私を埋めてくれ!!! )
と思う。



埋まらぬ溝