741: 名無しさん@おーぷん 2017/08/29(火)17:29:45 ID:ZEQ
遊び人だった彼氏と結婚する為に人間不信に陥らせたこと。


出逢った頃には周りの人に
「遊び人」
と言われるほどだった彼氏。
素直にヤキモチ妬いたら鬱陶しがるのは明白だったので、周りにリサーチして情報収集を始め、私が知らない筈の話を
「噂話で聞いたんだけど~」
と尋ね、否定しようが肯定しようが
「大丈夫、私は信じてるから」
この言葉で全て終わらせた。




親身に話を聞くポジションに収まり、私には弱音を吐くようになった時、家の住所・電話番号・SNSのスクショ複数を
「こんなの回ってるよ」
と見せた。
隠してる筈のオートロックのマンションの部屋の番号までドンピシャで当てられ、私が知り得ない情報を知ってる人間を疑うようになり、それを繰り返してるとどんどん人間不信に陥っていった。

極め付けに、私が隠し撮りしたホテルでの歯磨き中の1ショットを見せた。
(遊び人だからいつどこで誰に撮られたかわからないだろう)
と思ってたら、本当にわからないみたいで、私と行ったときの写真なのに頭を抱えて土下座してた。
この時点で、彼氏にとって弱音や愚痴を吐けるのは付き合ってる私だけになってた。
もうこの頃には私を信じ切ってたから、邪魔な人は簡単に排除して行けた。

ホテルでの写真を出した時に、
「こんな写真まで見ちゃったら流石に信じられないよ…」
と力無く言ったのが効いたのか、それからは自分で潔白を証明しようとGPSをつけて定期的に写真と動画を送ってくるようになった。

そして御両親に挨拶をし、無事結婚。
挨拶した時に旦那実家が海外の大豪邸みたいな事に驚いてみせたけど、本当は知ってた。
私の実家は賃貸で引越しを繰り返してたけど、昔旦那実家の近所に住んでいたことがあった。
旦那は覚えてないけど、私と幼少期に遊んだ事もある。
顔が変わってなかったから、飲み会で会った時にすぐ気づいた。
昔から
(こんな家に住みたい)
と思ってたから、貧乏産まれでも大学出てそこそこの企業に就職して貯金してた。
おかげで金目当てだとか家目当てだと思われる事もなかった。

「ダメ人間だった俺を支えてくれた」
と愛妻家になり、義両親も私を大切にしてくれて、私も子供も何不自由なく暮らしていけてるけど、全ては
『この家に住みたい』
っていう願望のおかげだったとは言えない。



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