768: 名無しさん@おーぷん 2017/06/14(水)16:33:10 ID:4Qi
「バラ色の珍生」って番組あったの覚えてる人いるかな。
当時高校生だった私、家族と一緒に見ていた。

番組の中で、依頼者が生まれて直ぐに親が離婚して、父親は母親のことを殆ど話してくれないまま病気で早くに亡くなった。
育ててくれた祖母は母親のことを聞くと叱り、それでも聞こうとすると泣くので聞くに聞けないまま、その年の前年に亡くなったらしい。
近々結婚することになってて、
「どうしても実の母親に花嫁姿を見て欲しい、実の母親に会いたい」
そんな依頼だったと思う。
涙もろい母はいつものように早くもウルウルしてた。

ところがカーテンの向こうから出てきた女(依頼者の母親)に家族全員絶句。
今の家に引っ越してくる前、私たちが賃貸マンションに住んでた頃に同じフロアに住んでた女だった。




その女はマンション内で何度も何度もトラブルになってた、評判が悪いどころではない最悪の女で、そこの部屋からの悪臭が酷くて、生ゴミとかベランダに指定袋がてんこもり。
定期的に周囲のお宅から苦情がきて、揉めて揉めてやっと片付けさせてもすぐ元通り。
いつもボサボサのプリン頭に毛玉スウェット、素足にクロックスと言ういでたち。
いかにもチンピラ風の男とパチンコ三昧で、大負けしたときは廊下を大声で怒鳴りながら歩き、駐輪場の自転車を蹴り上げる。
私も目が合っただけで怒鳴り散らされたこともあった。
とにかく近所の人たちから
「あそこは基地外だから関わるな」
と思われていた。
そして幼稚園ぐらいの子と小学生の子がいたけど、あきらかなネグレクトでもあった。
当時でも児童相談所の人が時々来てたけど、罵声しか聞こえてこなかったし。

その女が珍しく髪も櫛をいれて纏め、安っぽいながらもちゃんとした格好をしてしおらしく目元をハンカチで押さえていた。
けど、どう見てもあの女。
家族全員お互いに目と目で
「あの女だよね」「そうだよね」
って感じだった。
正直、
(依頼者の人生終わったな)
と思った。
(結婚?大丈夫?)
って。

そのマンションには中学の同級生だった子がまだ住んでたから、翌日電話して聞いてみたら、やっぱり
「話題になってる」
って。
そして感じたことはみんな一緒だった。

さすがにその後どうなったかまで追跡はしなかったけど、テレビ局側もあの女を見つけた時点でどういう女か分かりそうなものなのに、つくづくテレビ局って無責任だなぁと思った。



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