956: 名無しさん@おーぷん 2017/05/07(日)20:15:42 ID:ozg
離婚した。
暇なので思い出しがてらつらつら投下。
長くなるがすまん。


俺がまだ1歳にもならない時に母が家出した。
詳しいことは父から直接聞かなかったが、祖父母の様子からして多分男と一緒だったっぽい。
で、3つの時に父が再婚したんだが、当時自分にも母親が出来たのが物凄く嬉しかった。
その後弟が出来たが、母は全く分け隔てなく接してくれて、だから実母のことを知りたいなどと思うこともなく成長した。

30の時に3つ年下の女と結婚したが15年目の先月離婚した。

妻は最初から専業主婦希望だったが、「家事は得意」と言うだけあってきちんとしてくれるし、子供もいなかったので経済的にも問題なかった。
妻には月々3万の小遣いを計上していたが、たまに短期のアルバイト(中元歳暮の受付)をして、ちょっと高価なものは自分で稼いで買っていたようだ。
そこらへんの金銭感覚も俺には好ましかった。

957: 名無しさん@おーぷん 2017/05/07(日)20:15:56 ID:ozg

ところが一昨年ある出来事があって、妻の本心を知ってから俺の気持ちが一変した。

かなり遠方の住所にある司法書士事務所から封書が届いた。
実母が亡くなり、その遺産分割についてのものだった。
実母がどういう人生をその後歩んでいたのかは全く分からないが、とにかく実母は再婚していて俺には妹がいたらしい。
その再婚相手と妹と俺が相続人になるらしく、そのあたりの説明とどういう遺産があるかみたいなことが書かれていた。
司法書士からの封書なんてそれまで無かったから、開封して読んでる間ずっと妻も興味深げに隣で一緒に読んでいた。

読み終えた時
「へぇ~どうするどうする?」
ってニコニコしてて、
(まぁちょっとしたイベント感覚で興味持ってんだろう)
とその時は思った。
「とにかく話を聞いてみる」
って言って、後日電話を掛けた。

958: 名無しさん@おーぷん 2017/05/07(日)20:16:09 ID:ozg
司法書士さんも当然ながら母の人生については知らない。
ただ結構長い間、癌が何度も再発して闘病していたと聞いてるそうだ。
相続対象になってる財産自体があれこれ合わせて1,000万ぐらいだっていうし、今更母に対して憎しみもないし、愛情もないし、母だという意識も無かったので遺産を貰うって感覚がない。

(ずっと看病してたのなら再婚相手と妹とやらが貰えばいいだろう)
と思った。
第一それぐらいの遺産なら、
(わざわざ俺なんかに連絡せずに黙ってこっそりやればいいのに)
とさえ思った(できるのかどうか知らんけど)。
だからそのまま言って事務的に放棄した。

しばらくして妻が
「どうしたのか」
と聞いてきたので放棄したことを伝えた。

そしたら妻が激怒した。




959: 名無しさん@おーぷん 2017/05/07(日)20:16:23 ID:ozg
「何故勝手に放棄したのか」
と言われて、上に書いたようなことを話した。

そしたら
「たった200万でも300万でもそこらへんに落ちてるものじゃないでしょ」
って言うんだよ。
何を言ってるのかよく分からなくて
「え?おまえ相続してほしかったの?」
って聞いたら
「当り前でしょ!貰えるものは貰うべきでしょ!あんたは息子なんだから」
って言われてさ。
いやまぁ息子は息子なんだけど、戸籍上の血のつながりだけだし第一顏も知らない。
寧ろ
(今頃よく調べて連絡してきたなぁ)
って感心したぐらいだ。
つまりは他人事にしか感じてない。

最初は妻のその言葉を、息子を捨てた詫びとしての母親からの最後の詫びのような感覚で受け取るべきと言ってるのかと思った。
(妻なりの思い遣りなのかな)
と。
ところが続いて出た言葉は
「そのお金があったらアルバイトなんてしなくても済むのに」
だった。

980: 名無しさん@おーぷん 2017/05/08(月)08:58:53 ID:1vj
しばらく妻との間にギクシャクした空気があった。
だが、10日ぐらい経った頃にちょうど妻の誕生日だったので、
(そろそろちゃんと仲直りしなきゃな)
と思って妻が欲しがってたiPadをプレゼントしたんだよ。
専業主婦だし32GBでいいかと思ったんだが、
それが気に入らなかったらしい。

以前の妻なら喜んでくれたと思うんだが、
「32GBなんてせこい」
ってさ。
事前に確認しなかった俺も悪いが、その言い方はないだろう。
パソコンだってネットしかやってないんだから十分じゃないのか?
妻が言うには
「32GBなんていかにもお金がないのに無理して買ったって感じで嫌」
なんだそうだ。
容量なんて言わなきゃわからないんだし、そんなもんか?
って言うより、こういう言い方や考え方をする女だと思ってなかったからショックだった。

それから放棄時のあの言葉を思い出して
「もしかして俺のこと甲斐性なしと思ってたのか?」
って聞いたら沈黙。
黙ってるってことは肯定なんだろう。

その後妻から言われたのは、妻の友達は皆裕福で(もちろん皆専業主婦だそうだ)、欲しいものの為にアルバイトしなきゃいけないような人はいないらしい。
「余所は余所、うちはうちだろう」
って言っても
「妻に恥ずかしい思いをさせても平気な夫なのか」
とか。
「恥ずかしいと言われるほど低収入じゃないはずだ」
って言えば
「うぬぼれるな」
と言われたり、なんだか今まで溜め込んでいたものを一気に吐き出した感じだったが、それが本音なんだろう。

981: 名無しさん@おーぷん 2017/05/08(月)08:59:24 ID:1vj
俺が勝手に妻を美化しすぎていたわけだが、その日からもう妻には嫌悪感しかなくて。
で、
「離婚してほしい」
って言ったら抵抗されて、調停だのなんだので一年かかった。
調停委員からは説得されたわ。
「それぐらいのことで」
ってね。
でも俺にとってはそれぐらいじゃないんだよ。

子供でもいれば違ってたのかも知れないが、もう信頼感も愛情も何もない。
確かにそれぐらいのことなんだろうけど、
それぐらいのことでも底をつくことはある。

中古で買ったマンションだったが、ローンをきれいにして妻に渡した。
「40過ぎて今更放り出されても生活がーーー」
って煩かったから、住まいだけは確保してやった。
が、今後の維持費は知らん。
売ろうが住もうが勝手にすればいい。

預貯金はきれいに折半。
保険はそれぞれで加入して俺が支払ってきたが、
「今後自分で払えないなら解約しろ」
って言った。
「解約金は好きにしていい」
って。
まぁ今の時点での解約だと大した額は出ないがな。
正直、四十代の無職女を放流するわけだから出来る限りの礼は尽くしたつもりだ。

引っ越し当日まで妻は抵抗してた。
「やり直そう!やり直せる!」
って繰り返してたけど、
そう言えば言うほど冷めてくる。
いやもう冷めてたけど。

GW、引っ越しを済ませて一息ついたところだが、びっくりするぐらい清々しい気分だ。
なんだこの解放感w



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