545: 名無しさん@おーぷん 2016/12/23(金)16:14:36 ID:twA
定期的に思い出しては気になってる話。
私は中学生の頃憧れてた人のようになりたくて、高校入ったらなにやろうなにやろうと張り切っていた。
成績もその学校のレベルにしては高かったので、特進クラスに入れたので入った。
しかし蓋を開けてみたら、底辺高校の特進クラスなんて内申に難アリで上の高校にいけなかった奴らのふきだまりで、私以外女子は全員ギャル。男子も素行の悪いやつばっかだった。
勿論馴染めなくて、私はなにやっても「かわいーww」「ウケるーww」と草生やされるいじられキャラみたいになってた。
いじられるけど友達ではないので仲間にはいれてもらえない。
基本ぼっち。
ある日、クラスの女子たちがメアド交換をしていて
断る理由もないし、とりあえず教えたけどそのギャルから連絡がくることはなく。
かと思ったらD組(別クラス)の齊藤(仮名)という男からメールが来た。
「私子さんメアド教えてくれてありがとう!実は前から気になってて……」
私は中学生の頃憧れてた人のようになりたくて、高校入ったらなにやろうなにやろうと張り切っていた。
成績もその学校のレベルにしては高かったので、特進クラスに入れたので入った。
しかし蓋を開けてみたら、底辺高校の特進クラスなんて内申に難アリで上の高校にいけなかった奴らのふきだまりで、私以外女子は全員ギャル。男子も素行の悪いやつばっかだった。
勿論馴染めなくて、私はなにやっても「かわいーww」「ウケるーww」と草生やされるいじられキャラみたいになってた。
いじられるけど友達ではないので仲間にはいれてもらえない。
基本ぼっち。
ある日、クラスの女子たちがメアド交換をしていて
(まぁ私には関係ないしー)
と机に突っ伏してたら、ギャルに起こされてメアドを聞かれた。断る理由もないし、とりあえず教えたけどそのギャルから連絡がくることはなく。
かと思ったらD組(別クラス)の齊藤(仮名)という男からメールが来た。
「私子さんメアド教えてくれてありがとう!実は前から気になってて……」
546: 名無しさん@おーぷん 2016/12/23(金)16:15:54 ID:twA
まず、
詳しく聞いてみると、
もうその頃にはいじられキャラになれていたので、真に受けずに適当に返信したんだけど、毎日メールが来てこちらのことを褒める褒める。
反応に困るのでその度にスルー(未返信)してたけどまた懲りずに後日他愛ないメールがくる。
私も一応、
なのでなおのこと「ないな」と確信。
それからほぼメールはスルーしていた。
すると、高校三年生になったある日、ちょっと久しぶりに齊藤からメールが来た。
はあ?
そのポエムのようなメールは3通に渡る大長編で、そこで途切れた。
20分くらい待ってみたけど続きが来ないので、
すると、
いまだに、あいつはなんだったのか、私が見に行ったのは本当に齊藤だったのか、人違いをしてたのか、というか高校時代はずっとぼっちでメンタル病んでたので多分きちんとした経路で告白してくれてたら付き合ってたと思うんだけど、
何度かFacebookとかの力を借りて存在を確認できないかと頭を掠めたことはあるけど、いかんせん難しい方の字の齊藤ということしか覚えておらず、下の名前も知らなければ、齊藤なのか齋藤なのかも実のところ覚えてない。
高校時代友達もいなかったので人伝にも聞けないし。
(誰やこいつ?)
って感じだし、そもそもお前にメアドは教えてない。詳しく聞いてみると、
「メアド聞く勇気がなかったからギャル子に聞いて貰ったんだ!」
と。もうその頃にはいじられキャラになれていたので、真に受けずに適当に返信したんだけど、毎日メールが来てこちらのことを褒める褒める。
反応に困るのでその度にスルー(未返信)してたけどまた懲りずに後日他愛ないメールがくる。
私も一応、
(ひょっとして?)
という淡い期待がなくもなくてクラスにこっそり齊藤とやらを見に行ったら、思いの外イケメンだった。なのでなおのこと「ないな」と確信。
それからほぼメールはスルーしていた。
すると、高校三年生になったある日、ちょっと久しぶりに齊藤からメールが来た。
「私子さんに聞いてほしいことがあるんだ」
と改まった感じだったので聞いてみると、齊藤「俺、彼女ができました。」
私「はあ」齊藤「俺は一年の時に気になる女の子がいて、でも話しかける勇気がなくて友達づてにメアドを聞いたんだけど、なかなか相手にしてもらえなくて、それでも頑張ってみたんだけどあんまり返事くれなくて。
ねぇ、もし勇気を出して告白していたら、キミはこたえてくれたのかな?」
(延々その後の実況なので中略)
そして告白されてOKした彼女はどこかその子ににていて。ねぇ、もし勇気を出して告白していたら、キミはこたえてくれたのかな?」
はあ?
そのポエムのようなメールは3通に渡る大長編で、そこで途切れた。
20分くらい待ってみたけど続きが来ないので、
(これはこの最後の問いに答えろってことか?)
とやっと気づき、「付き合ってないと思う」
とだけ返した。すると、
「それだけ聞けて良かったよ。彼女のこと、大事にする!今までありがとう!」
と、なんか勝手にさっぱりしてる様子の返信が来て、以降やりとりないまま卒業した。いまだに、あいつはなんだったのか、私が見に行ったのは本当に齊藤だったのか、人違いをしてたのか、というか高校時代はずっとぼっちでメンタル病んでたので多分きちんとした経路で告白してくれてたら付き合ってたと思うんだけど、
(もしそこでそう答えてたらなんて返ってきたんだろう)
とか、(にしてもあのポエムどんな顔で書いてたんだろう)
とか、定期的に思い出しては気になっている。何度かFacebookとかの力を借りて存在を確認できないかと頭を掠めたことはあるけど、いかんせん難しい方の字の齊藤ということしか覚えておらず、下の名前も知らなければ、齊藤なのか齋藤なのかも実のところ覚えてない。
高校時代友達もいなかったので人伝にも聞けないし。
