293: 名無しさん@おーぷん 2016/09/14(水)22:23:20 ID:b58
親戚に「純愛の人」って皆に言われてるお爺ちゃんがいる。
職業は詩人。
若い頃からずっと詩人。
でも詩集を出版したことはなくて、詩でお金を稼いだことはない。

自営の二代目だったんだけど、奥さんが実質自営を切り盛りしていて、お爺ちゃん本人は一日中
「詩を書く」
と言って自宅でゴロゴロしながらお酒を飲んでいた。




「こんな家じゃ詩は書けない」
と言って奥さんの許可なく勝手に家を改築したり詩人仲間に勝手にお金を貸しちゃったりで、奥さんが働いても働いても家にはお金がなかったそうだ。

子供は物凄くお爺ちゃんを嫌っていて、奥さんの葬式以後一度も来ない。
でもお爺ちゃんは、うちの親戚間ではすごく人気がある。
お爺ちゃんはベロベロに酔っぱらっては
「妻しか生涯知らない」「妻一人だけを愛した、愛を貫いた」
って泣く。
私の父や、夫はそれを聞くのが好きで
「純愛だ」
って言う。

でも「妻一人しか経験がない=純愛」ってよくわからない。
本当に純愛なら、もっと奥さんに苦労させないようにするんじゃないだろうか。
奥さんと子供に
「“顔が鏡のように映るほど薄いおかゆ”ばかり食べさせた」
って泣くけど、
いやそこまで苦労させたのは貴方だよね?

奥さんへの愛を綴った詩集を人生初自費出版しようとして息子さんに援助を頼んだけど断られたらしい。
150万だって。
(そりゃ断るわ)
と思った。
あと30年くらいお爺ちゃんが若かったらさぞロミオメールを量産したんだろうな。


うんこ