963: 名無しさん@おーぷん 2015/08/23(日)20:24:22 ID:Ihg
もう10年は前だなぁ。
当時まだ2ちゃんなんて知らなかった私の行動を逐一ネットにあげられてスネークされたことがあった。
今でもよくわかってないけど、確かVIP板かな。

私の結婚が決まったあたりで、小学生のころからずっと告白してきてた近所の同級生が暴走した。
「彼女と結婚を決めるから手伝って」
みたいな名目で、私に送ったメールとかを2ちゃんに晒して安価したり、私の相手親との顔合わせ予定の日に
「○○でデート」
と場所を晒して人を呼び寄せようとしたり、報告という名目で、服装とか行動を細かく晒されたり。
ある日家に帰ったらそいつに2階の窓から私の部屋に侵入されていて、それが安価の指示だったとか。
私の婚約者のことを
「俺の彼女に手を出す敵、しつこいストーカー」
みたいな書き方して排除しようとしたりとか。

気づいたのは婚約者の弟。
高校生だったけど2ちゃんに入り浸ってたらしくて、上記をメールで教えられた。
そしたら2ちゃんでのことを婚約者の親がどう勘違いしたのか、
「平和な私達一家をあなたと知らない男が手を組んで壊そうとしている!」
と婚約者の母親が我が家に怒鳴り込み。
私が結婚詐欺をしようとしていると思い込まれていた。
警察にも相談したけど、ネット上のことなんて当時はあしらわれてオワリ。

手を打つ前に婚約者親から婚約取り消しを言い渡された。
婚約者にも
「全く状況がわからない、お前が正直凄く怖い」
と言われた。

田舎だったものだから、ご近所には
「(私)が婚約者に逃げられた」
との噂がまたたく間に広がって、あっという間に婚期をのがした。
田舎なので結婚は25までにするものという考えがあった。

件の同級生からも何度も
「行き遅れる前に貰ってやる」
と上から目線のアプローチがあったが、同級生親が
「あんな婚約者に逃げられるような女に長男がやれるわけがない」
と暴走してくれたお陰で、そいつは遠くに連れ去られていった。




27歳になり、
「あーもうこれ一生独身かな、結婚できたとしても子供は望めないな、一人娘なのになんて親不孝だ」
と独身の生涯設計を立てて保険の見直しをしていたとき、ふらっと見覚えのある青年が家を訪ねてきた。
「覚えてませんか、元婚約者の弟です」
そう言うなり地面に頭をこすりつける勢いで土下座。
「すみませんでした、俺、あの時面白いことにでもなればと、ろくに説明もせずに家族に2ちゃんのことを教えました。
書いている人が警察に捕まればと思ってたのに、婚約破棄になるなんて」

地面すれすれにある頭を見て、
「あ、つむじが2つある」
とどうでもいいことを思っていた。

元婚約者弟(以下弟)から、元婚約者が婚約破棄後すぐその傷につけ込んだ女性と結婚したこと、女の金の使い込みで子供作ってさっさと離婚したこと、最近元婚約者が親に
「あんたらが暴走しなけりゃ今頃幸せな結婚生活が!」
と暴れていることを聞いた。
「兄はあなたとの再構築を考えてますが、結婚してからの兄は人が変わってしまって怖い。
あなたが結婚していたら兄も手の出しようが無いが、あなたが未婚なら兄の手がのびるかもしれない」


こうして元婚約者の弟との、密かな逃亡劇がはじまった。
元婚約者が私を訪ねてくるときは、弟が先回りして知らせてくれた。
元婚約者が車ごと家に居ないときは、気をつけるように電話もあった。
元婚約者が家の前で張っていて帰れない時は、弟が私を拾って近くのホテルに一晩泊まらせてくれたこともあった。

少しずつ準備をして、三ヶ月後には元婚約者が仕事で絶対来ない時間を見計らい引っ越しをした。
弟が色々と調べてくれて、大学生だったのに家の仕事を手伝って貰った金を引っ越し代にあててくれたり、元婚約者が手を出せないように居場所をくらます方法を教えてくれた。

「自分にも居場所は知らせないほうがいいでしょう」
そう言って引っ越しの日、弟と最後の別れをとげた。

その後弟が頑張ってくれたのか、元婚約者に追われる事もなくなった。
8年ほどかかり、ようやく修羅場はおさまった。



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